異常に短い着丈と袖丈。

肩、袖の角度。

大戦期の全てのジャケットが採用している訳では無いが、大戦前後とは明らかに違う雰囲気と佇まい。

現実的に着用は厳しいグレーディングですがそのまま型紙を起こしてあります。

サンプリングした大戦デッドストックのスケールをそのまま採用し、型紙も一から引き直してあります。

何故この形なのか？

ボタンやフラップなどの見た目の簡素化では無く

「生地の節約。」

大戦の本質はそこにあると思います。

生地の節約にはたしかになりますが、着用感をそこまで犠牲にして見合う節約なのか？

戦争を経験していない私には理解するのは難しいですがこの形には戦争と言う十分すぎる理由があります。

実際に現物を見るとかなりの違和感と抵抗があるかと思います。

おそらく40以下のサイズはよほど小柄な方以外着用は厳しいかと思います。

通常のサイズ感で購入するとほぼ返品か観賞用となりますので現状通販は行いません。

ボツになる可能性が高いですが、店舗様と相談中です。