2023/09/26 19:23

見頃のバランスを徹底的に見直しました。
-5〜0〜+5 mm
あのバランスを出す為
1ミリずつずらして10パターン製作し一番オリジナルに近いバランスを求めました。

小股縫製も徹底的に修正しました。
オリジナルの前見頃は少し開き気味に縫製されており平置き時にも素晴らしいツラをしておりレプリカとの違いは歴然です。
特に1940年代末頃までの501xx は本当に素晴らしいです。
履く前に広げた時点の折シワのつき方で型紙がダメなモノはすぐにわかります。
広げなくても畳んで店頭に置いてある状態でもわかります。

数百回程度の修正で完成する程甘くない事はわかっています。
いくらやってもヴィンテージは作れない事もわかっています。
寝ても覚めても頭の中はいつもデニムの事ばかり。少しでも気になる箇所があれば解決するまで何をしていてもその事ばかり考えてしまいます。
自分でも自覚していますが、私は変態でありキ⚫︎ガイです。製品を修正する事の依存症なのかもしれません。自分で欲求をコントロール出来ませんし、何度直しても納得できませんがいつでも過去最高の出来を目指しています。
オリジナルに少しでも近づきたい。
その思いだけです。
レプリカのレプリカを作る気は全くありません。
「ヴィンテージデニムは折り紙じゃないんです。」
よろしくお願い致します。